昭成商事株式会社 × ヒヤリハット活動

昭成商事株式会社 × ヒヤリハット活動

ヒヤリハット活動 Hiyari Hatto

ヒヤリハットを
「未来の事故ゼロ」につなげる。
実際に事故が発生する前に潜んでいる危険要因をいち早く発見し、組織全体で共有・改善することで、「ゼロ災害」の現場を実現する それが昭成商事のヒヤリハット活動の基本哲学です。

HH 現場での対策
HH 分析・改善
HH 水平展開
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Sustainability

我々の取り組み Our Initiatives

ヒヤリハットを「未来の事故ゼロ」につなげる。

インフラ建設業界において、ヒヤリハット(重大事故には至らなかったが、危険を感じた事例)を「未来の事故ゼロ」につなげるためには、報告を「義務」から「安全文化」へ昇華させることが重要です。

ハインリッヒの法則(1:29:300)が示す通り、300のヒヤリハットに対処することが、1の重大災害を防ぐ唯一の道です。

私たちは、ヒヤリハット(ニアミス)を「事故が起きなかった幸運」ではなく、「重大事故を未然に防ぐための最重要シグナル」と捉えています。

実際に事故が発生する前に潜んでいる危険要因をいち早く発見し、組織全体で共有・改善することで、「ゼロ災害」の現場を実現する

それが昭成商事のヒヤリハット活動の基本哲学です。

「まだ地図にない未来を創る」挑戦においては、未知の工法や新しい技術に取り組む機会が多く、従来の経験だけでは対応しきれないリスクも存在します。だからこそ、私たちはヒヤリハット活動を単なる「報告制度」ではなく、全社的な安全文化の基盤として位置づけ、積極的に推進しています。

Safety Framework

昭成商事 安全の3原則
01

Organization

整理整頓

職場環境をきれいに保ち不安全な状態をなくす原則です。

  • 整理:不要なものを処分する
  • 整頓:必要なものを配置する
  • 効果:つまづきや転倒を防ぐ
  • 効果:避難経路を常に確保する
02

Inspection & Maintenance

点検整備

使用機械や設備工具の異常を事前に見つける原則です。

  • 始業前:日常点検を必ず行う
  • 足場:作業前に安全性を確認する
  • 重機:有資格者が点検を実施する
  • 効果:不意の故障や事故を防ぐ
03

Compliance

標準作業の遵守

決められた安全な作業手順を必ず守る原則です。

  • 手順:自己流の作業を禁止する
  • KY活動:危険予知を必ず行う
  • 保護具:ヘルメットや安全帯を着用する
  • 効果:不安全な行動による災害を防ぐ

Safety Framework

昭成商事 労働衛生の3管理
01

Environmental Management

作業環境管理

有害要因(粉塵・騒音・酸素欠乏など)を低減・除去する。

02

Task Management

作業管理

安全な手順、正しい防具着用など、作業方法を改善する。

03

Health Management

健康管理

健康診断や健康増進により、働く人の健康状態を保つ。

Basic Policy for Activities

活動の基本方針

ヒヤリハット活動の基本方針

報告のハードルを下げる仕組み(「隠さない」文化醸成)

即時報告フォームを利用して報告書作成の負担を減らし、早期に危険要因を収集します。現場で感じた「ヒヤリ」をその場で写真や動画とともに情報入力で報告。

全件報告・全件共有「ヒヤリハット報告」のポジティブ化(表彰制度)

「小さなヒヤリハットでも報告する」文化を徹底。

Action

報告が多い人を「現場の安全貢献者」として表彰(優秀報告賞)。

Action

報告を「怒られるもの」から「感謝されるもの」へ意識変革。

Action

報告した人が不利益を被らない、心理的安全性を確保した運用を重視します。

ESG Management

Horizontal expansion

再発防止
の水平展開

「今日のヒヤリ」朝礼/夕礼:

前日に発生したヒヤリハットを共有し、対策を全員で口に出して確認。

一つの現場で起きたヒヤリハットを、全社・全現場で共有し、類似事故を未然に防ぎます。

原因分析から対策・実行までの一貫したPDCA

表面的な対策ではなく、本質的な要因を深掘りし、根本対策を講じます。

3T(止める・通る・伝える)の徹底:危険を感じたら作業を「止める」、危ない箇所は通らない、危険を周囲に「伝える」というシンプルな行動ルールを徹底。

「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の再評価:転倒や資材落下は「片付け」で防げる。

毎日、作業終了前に「安全な現場」へ戻す5分間の徹底清掃。

建設業におけるKY活動(危険予知活動)とは、作業前に現場の危険要因を洗い出し事故や災害を未然に防ぐための取り組みです。作業員同士で「どこに危険が潜んでいるか」「どのような事故が起こり得るか」を話し合い、具体的な対策を共有することで、安全意識の向上と安全行動の定着を図ります。日々の作業開始前に実施されることが多く、労働災害防止の基本となる重要な活動です。

抽象的な「安全に作業する」ではなく、「今日は資材を高く積むため、倒壊しないようバンドで締める」といった、具体的なヒヤリ要因を潰すKY活動。
ESG Management

How It Works

ヒヤリハット
活動の仕組み

昭成商事の具体的なヒヤリハット活動の仕組み

(報告の「心理的ハードル」をゼロにする)

01
1. 報告・収集システム

「不注意だった」と個人を責める空気があると、重大な芽が隠されます。

「ナイス・ヒヤリ」表彰制度 :
事故を防ぐ気づきを与えた人を加点評価し、朝礼などでポジティブに共有します。
専用フォームでの直感報告 :
紙の報告書を廃止し、現場でスマホから「写真1枚+文字入力」で即座に共有できる仕組みを作ります。
02
デジタル報告ツールの全社導入

スマートフォンやタブレットから簡単に報告可能。写真・動画・現場位置情報も添付でき、報告のハードルを大幅に低下。

  • 毎日実施される「朝のKYT(危険予知トレーニング)」でのヒヤリハット共有
  • 現場巡回パトロール時や作業終了時の積極的な聞き取り
03
分析・改善プロセス
  • 多角的要因分析ヒヤリハット発生後、迅速に「6要因分析」(人的要因・物的要因・管理的要因など)を実施。
  • デジタルツインを活用した再現・検証3Dモデル上でヒヤリハット場面を再現し、根本原因を可視化。
  • リスクレベル分類重大度・発生頻度・再発可能性により優先順位を付け、対策の緊急度を判断。
Safety & Quality

Horizontal expansion

水平展開

協力会社を巻き込んだ「水平展開」

自社だけでなく、現場に関わる全員の知恵を集めます。

01
合同リスク予知(KY)ミーティング:

元請け・パートナー企業の垣根を越え、他現場で起きたヒヤリ事例を「自分の現場ならどこで起きるか?」を議論する時間を設けます。

ヒヤリハット・デジタルトランスフォーメーション(DX):
蓄積された過去のヒヤリデータをAIが分析し、当日の天候や作業内容に合わせた「今日の重点注意ポイント」を日々配信します。
02
協力会社との連携

ヒヤリハット活動は、協力会社なしには成立しません。私たちは以下の取り組みで一体となって推進しています。

  • 共同ヒヤリハット委員会の定期開催
  • 協力会社からの報告に対する迅速なフィードバックと感謝の表明
  • ヒヤリハット報告実績を安全評価に反映し、優良パートナーを優先発注
03
水平展開と知識共有
  • 全社ヒヤリハットデータベースの構築過去の事例をキーワード検索可能にし、類似工事の着工前に自動で関連事例を抽出・警告。
  • 月次安全衛生会議での重点共有特に再発リスクの高いヒヤリハットは、社長メッセージ付きで全社に展開。
  • 「ヒヤリハット・Good Catch事例集」の作成と配布優れた発見・回避事例も積極的に称賛・共有。

「仕組み」へのフィードバック

建設現場では高所作業や重機の使用、資材の運搬など、さまざまな危険が常に存在しています。工事の進行や天候によって現場環境は日々変化するため、同じ作業でもリスクが異なる場合があります。KY活動によって作業前に危険要因を洗い出すことで、潜在的なリスクを把握し、事故の発生を未然に防ぐことが可能になります。

「次は気をつけよう」という精神論ではなく、物理的・環境的な対策へ落とし込みます。
定点カメラによる自動検知:
ヒヤリハットが多発する箇所にカメラを設置し、重機と作業員の接近などを自動で警告するシステムを導入します。
安全設備への予算優先配分:
報告が多かった作業工程に対し、より安全な足場材や最新の安全ブロックへの買い替えを即決するフローを作ります。
Safety & Quality

Education & Cultural Development

教育・文化醸成

教育・文化醸成 「見える化」と「自分事化」の徹底

データとして蓄積するだけでなく、現場作業員の記憶に残る形に変換します。

ヒヤリハット・マップの掲示:
現場の図面に「どこで」「どんな」ヒヤリが起きたかピンを立て、詰所に掲示。危険エリアを視覚的に共有します。
  • 新入社員・協力会社向け「ヒヤリハット報告研修」の 実施
  • 「ヒヤリハット報告優秀者表彰制度」の運用(報告数・質・改善提案の観点から評価)
  • 「安全は報告から始まる」というメッセージを、朝礼や安全スローガンで繰り返し浸透
01
従業員の安全への意識を向上させるために

KY活動では作業員一人ひとりが危険について考え、意見を出し合うことが求められます。そのため、安全を「自分ごと」として捉える意識が醸成されます。単なる指示の受け身ではなく、自発的に危険を予測する習慣が身につくことで、現場全体の安全意識が向上し、事故防止につながります。

02
ヒヤリハット活動・KY活動(危険予知活動)が生むメリット ヒューマンエラーの防止

建設現場では「慣れ」や「思い込み」によるヒューマンエラーが事故の大きな要因となります。KY活動では事前に危険な場面を具体的に想定するため、作業時の注意力が高まり、うっかりミスや確認漏れを防ぐ効果があります。また、複数人で意見を出し合うことで、自分では気づけないリスクにも気づくことができ、ミスの予防につながります。

03
コミュニケーションの活性化

KY活動では作業員同士が意見を出し合い、危険や対策を共有するため、自然とコミュニケーションが生まれます。これにより、現場内の連携が強化され、情報共有の不足による事故の防止にもつながります。また、発言しやすい雰囲気が醸成されることで、安全に関する意識の共有が進み、チーム全体の安全力向上が期待できます。

04
労働災害の減少

KY活動によって危険要因を事前に把握し、対策を講じることで事故の発生リスクを低減できます。特に建設現場では、転落・挟まれ・墜落といった重大災害が発生しやすいため、事前の危険予測が重要です。日々の積み重ねによって安全対策の精度が高まり、結果として労働災害の減少につながります。

05
形骸化・マンネリ化への対策

KY活動が形式的な作業になってしまうと、本来の目的である危険予知が機能しなくなります。毎回同じ内容を繰り返すだけでは、参加者の意識が低下し、実効性が薄れてしまいますので全国各地の現場ごとの状況に応じた具体的なテーマ設定や、参加者の主体的な発言を促す工夫をして活動を継続します。

また、KY活動は日々行うため、内容が固定化しやすくマンネリ化のリスクがありますのでその対策として、現場の写真や事例を活用したり、役割を持ち回りにするなど、参加者が主体的に関わる仕組みをつくり定期的に内容を見直し、新たな視点を取り入れていきます。

06
組織的な学習能力の向上
フィードバック・サイクル:
報告されたヒヤリハットに対して、安全衛生管理者や現場責任者が必ず「具体的な改善策」をフィードバックし、報告者に伝えます。
ベテランの「直感」を形式知化:
熟練作業員が感じた「なんとなく危ない」という感覚を、具体的なリスク因子として言語化し、新人・若手へともれなく伝承していきます。
これらの活動を地道に継続することで、「ヒヤリハット=事故の前兆」という意識が現場全体に根付き、真の安全な現場が実現します。
07
活動の成果と目標
  • ヒヤリハット報告件数の大幅増加(報告しやすい環境の証明)
  • 重大事故の未然防止率の向上
  • 毎年「ヒヤリハット白書」を発行し、傾向分析と対策の進捗を公開

実際に起きた「ヒヤリ・ハット」の事例を共有することは、KY活動の質を高め安全を担保するうえでとても重要です。私たちは、報告件数が多いことを「危険が多い」とは考えず、「安全意識が高く、問題を先手で潰している証拠」とポジティブに評価しています。

私たちのヒヤリハット活動は、「今日の小さな気づきが、明日の重大事故を防ぐ」という強い信念に基づいています。

一人ひとりが「自分の安全は自分で守る。そして仲間の安全も守る」という当事者意識を持ち、互いに助け合う現場文化を、これからも大切に育んでまいります。

これこそが、当社が目指す「本当の安全管理」であり、未来に続く持続可能なゼロ災害現場を実現するための重要な柱です。

Safety & Quality

Hiyari Hatto Activities

ヒヤリハットを
「未来の事故ゼロ」
につなげる。

昭成商事 × ヒヤリハット活動 私たちはヒヤリハット活動を単なる「報告制度」ではなく、
全社的な安全文化の基盤として位置づけ、積極的に推進しています。